医学生・研修医の方へ

先輩メッセージ

大学院生

蒲原 麻菜

Asana Kamohara

平成23年(2011年)入局
大学院2年生(2016年度現在)

当講座に入局を決めた理由を教えてください。
2011年度に入局した蒲原麻菜です。大学5年生のときに、初めて医局の見学に行き、すぐに入局を決めました。私が医局に入局した理由は複数ありますが、1つは口腔外科を扱う佐賀で唯一の大学病院であり、様々な疾患を経験できることです。腫瘍や、先天性疾患、外傷など、一般歯科では経験することのできない様々な疾患の診察をする機会があります。2つ目は、医科と連携した診療であったり、救急部や麻酔科の研修など、医学部附属病院ならではの経験ができることも入局を決めた理由です。現在、私は大学院への進学を選択したので、微生物学教室に所属し、破骨細胞と黄色ブドウ球菌の研究をしています。このまま臨床を続け、早く治療の技術を向上させたい気持ちはありましたが、この先数十年、臨床を中心として働く歯科医師になる前に、少しでも臨床に役立てる知識をつけれればと思い、大学院への進学を希望しました。
どんな時に、どんな事にやりがいを感じますか?
臨床では、やはり患者さんからの《先生が担当でよかった。ありがとう。》という言葉で仕事のモチベーションがあがります。医療を行う上で、自分だけではどうしようもないことや、困難なことに遭遇することもありますが、患者さんが元気に退院していく姿は何物にも代えがたいものだと思いますし、とくに病棟では、入院~退院、そして外来フォローまでを行うので、患者さんが元気になっていく姿を身近にみることができます。
現在は大学院で研究の毎日ですが、大学院での実験は実際にやってみると、思っていたよりも簡単なものではなくて、今はまだ分らないことだらけです。何回も繰り返し実験を行い、失敗の中から、少しでも結果がではじめると、研究を続けようと思えます。
入局を検討されている方へ
私もそうでしたが、出身大学ではないところに見学に行くのは緊張することだとは思いますが、少しでも医学部附属病院の口腔外科に興味がある方は見学にいらしてください。入局を決める際は、いろいろと考え、悩むことが多いと思います。当医局は、日常での些細な悩みなども打ち明け、相談できる医局の雰囲気があり、働きやすい医局であり、臨床だけでなく、大学院への進学など色々な選択肢を用意し、柔軟に対応していただける環境にあると思います。

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